「はじめての三国志」が産声をあげてから、6年が経った。ここまで反響が大きくなるとは、小さな個人ブログを立ち上げたばかりの当時は予想もしていなかった。これまでディレクターの視点として、はじ三の内側ということをあまり表に出していなかったけど、6年の節目ということで、「読者」と「はじめての三国志」の運営がつながる企画をするなら今しかないと考えた。
「はじめての三国志」略して「はじ三」は、三国志好きや歴史好きの読者によって育ててもらったメディアだと思う。だからこそ、読者にはじ三の内側はどうなっているのかを今お伝えしたい。「いつも楽しんで読んでるよ」「これからはじ三を支えるよ」「ずっと応援するよ」と思ってくれている読者と深くつながりたいと思い、書き綴る──。
「つながる!はじめての三国志」、第一弾の企画は、「はじめての三国志」の輪郭の正体とは?「輪郭」という表現が伝わりづらいかもしれないが、はじ三に遊びにくると、他のメディアとは違った独特の空気を感じないだろうか。三国志らしくないイラストであまりにもおちゃらけすぎているとか。はじ三は気に食わないけど、なんだか気になるとか。
そんな不思議な空気感を醸し出している「はじめての三国志」の内側がどうなっているのかを伝えられたら良いと思う。この記事は、暴露話や学術的で権威性を帯びたり、専門的なビジネス寄りにするつもりはない。と、カッコつけて書いてみたが、僕は非常に多くの失敗をしてきたので、そもそも専門的なビジネスの話なんて書けるわけもない。むしろ、恥を晒してる感じ。
だから、肩の力を抜いて、興味のある人にだけ届けばいいかなと思う。「はじめての三国志」の内側に興味を持つ読者に、「はじめての三国志」の「輪郭」の正体を知ってもらい、また別の読者とつながる。そんな「企画」にしたい。