マーケティング

プラットフォーム別にコンテンツを掲載し成功した事例集

 

前回は、良い記事をブログに掲載しても

誰にも読まれず肥溜コンテンツなってしまう可能性について言及しました。

 

前回記事:とりあえずブログにコンテンツを載せるというのは愚かの極み。

ブロガーは最適なプラットフォームも見つけないと良記事も肥溜コンテンツになる危険なお話

 

今回は、実際にプラットフォーム別に掲載した「はじめての三国志」の事例をご紹介します。

最初にお伝えしますが、重要なのは流入経路を1つでも多く作ることです。

 

これを意識しないブロガーやメディア担当者の方は意外と多いです。

「とりあえずコンテンツを作らなきゃ!」「記事を書かなきゃ!」という意識に苛まれ、

拡散作業や流入経路の確保までの構成が見えていないのではないでしょうか。

 

はじめての三国志」が特化型ブログでニッチな中国史を取り扱っても、

月間120万PV以上と安定しているのは、こういった地道な流入経路の確保が反映されているのです。

今後、「はじめての三国志」が行った別プラットフォーム施策は、

新たな展開があり次第、随時加筆していきます。

 

【NAVER】

https://matome.naver.jp/

「はじめての三国志」が本格的に運営を開始したのは2014年代。

当時はキュレーションメディアが猛威を振るう時代。

クリエイターやブロガーが記事を書いても、キュレーションメディアに引用されてしまい、

本来のPV数も分散されてしまうのが当たり前でした。

しかし、「はじめての三国志」はしっかりと対策を取っていたため、

現在に至るまでキュレーションメディアに取り込まれたことはありません。

※ キュレーションメディア対策についても、別コンテンツで用意しますね。

ですが、あえてキュレーションメディアに自分達のコンテンツを自作し、

トラフィックを集める施策を行いました。

今ではgoogleのアルゴリズムによりキュレーションメディアの上位表示は難しくなりましたが、

キュレーションメディア内で話題になれば定期的なトラフィックと

トラフィック以外にも自ブログの認知度向上に繋がります。

NAVER等のキュレーションメディアで自身のサイトのコンテンツを使うのも1つの方法です。

下記が開設当初に行ったNAVERでのまとめです。

既存の認知度の高いメディアやキャラクターを組み合わせ、

自分のコンテンツとイラストを豊富に使うことが出来るのが、キュレーターの強みです。

時折、すでに認識されているブランドと自ブログのコンテンツを交互に使います。

さらに引用元がクリックされやすいよう、引用元を紹介することも忘れてはいけません。

ここは非常に重要です。

 

残念な最期を迎えた三国志武将

 

この単体の記事だけで6万PV以上あり、他記事も2万PVあります。

キュレーションメディアで引用された場合は、なかなか引用元がクリックされません。

これにより当時はキュレーションメディアに批判が集まっていました。

不満が爆発したwelq問題も有名ですね。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/149965

 

課題が山積みのキュレーションメディア事業ですが、

さらにキュレーションメディアに吸収されないコンテンツ作りにはコツがあります。

これはまた別コンテンツで手法をお教えする予定です。

 

【lobi】

https://web.lobi.co/

 

lobiのプラットフォーム自体は特殊です。

こちらはゲーム情報が集まるグループチャットコミュニティのSNSです。

アニメやゲームの攻略に特化している媒体です。

私たちもソーシャルゲーム企業様とのアライアンスや取り組みを積極的に行っており、

自分たちの媒体で掲載よりもゲーム好きが集まるlobi

に投稿することで効率的にエンゲージすることができます。

コンテンツに対して直接投稿が返ってくることから、

双方のコミュニケーションが取れガッチリとファン化を構築することができます。

「はじめての三国志」も毎月1社とのソーシャルゲーム企業様の攻略記事を紹介しているので

lobiからの流入も定期的にあります。

さらにソーシャルゲームでプレイ中のユーザーが、

ゲーム内で「はじめての三国志」についても話題にしてくれるので、ゲーム内での口コミ効果もあります。

ゲーム関連の紹介やアニメなどでコンテンツ作りをしているブロガー様は

lobiにもコンテンツや拡散することをオススメします。

 

【Youtube】

https://www.youtube.com/

 

Youtubeと言えば近年youtuberが台頭していますが、Youtubeの利用者も年々増え続けています。

今後のyoutubeのプラットフォームが伸びることは明らかであり、

集客に成功しているyoutubeにコンテンツを掲載することもオススメします。

では、youtuberのように実際に動画を撮影しなければいけないのかというと、そうではありません。

例えば、下記の動画の視聴回数 1,679,268 回ほどあります。

【修羅場】「いいから帰って来い!!」母からの怒りの電話で帰ったら・・・

【2ちゃんねる@修羅場・浮気・因果応報etc】

 

 

余談ですが収益としてはこの動画1本で約16万ほどです。

(1再生あたり0.1円が相場です)

他にもこんなのも人気です。

【復讐】不良グループに吐くまで殴られた。武器マニアの俺は海外から取り寄せた○○で反撃に出た

【2ちゃんねる@修羅場・浮気・因果応報etc】

 

 

これはブログに掲載している文章を動画化しているだけです。

Youtube内でのSEO対策やキーワード選定、

センセーショナルなタイトルの付け方のコツなどもあります。

(こちらも別コンテンツで用意させていただきます)

「はじめての三国志」のyoutube映像は下記になります。

https://www.youtube.com/watch?v=mEImXK6cqOA

2017年8月30日の時点で582本動画があります。

あなたのブログの文字をそのままBGMに載せて、

文章の流れるスピードを調整し映像化するだけでもアクセスや認知度も見込むことができます。

映像編集をするスキルがない人については

「足りないリソースをどうやって補うのか?」で紹介させていただきます。

現在私達は500点以上の動画を掲載していますが、一度も動画編集をしていません。

近年はオーディオブックというのも需要を増しています。

私達もオーディオやBGM代わりにyoutubeを使っているユーザー層に対してもアプローチを行っています。

こちらはブログに掲載している文章をプロのナレーターに読み上げてもらうことで、

耳からコンテンツを消費してもらうという手法も取っています。

もし宜しければどうぞ。

 

耳で聞いて覚える三国志

 

自然と眠くなるコンテンツもあれば、興奮するコンテンツもあります。

それぞれ個性のあるプロのナレーターを起用し既存コンテンツをオーディオ化しています。

Youtubeからのトラッフィクを得るためにも動画の説明文もしっかりと明記し

可能であれば動画内にアノテーションを使いましょう。

アノテーションについては、こちらが分かりやすいです。

 

アノテーション機能について:

参考サイト:https://ferret-plus.com/2828

 

既存のコンテンツを映像化するだけなので、

もしあなたのコンテンツが100記事あれば100個の映像が作れることになり、

100個youtubeにアップロードすれば100個の流入経路を構築できることになります。

またyoutubeはブログの記事を蓄積すれば資産になる仕組みと同じで

動画をアップロードすればするほど、再生され広告収入を得ることもできます。

 

【Ameba TV fresh】

https://freshlive.tv/

 

多彩な動画プラットフォームも誕生しています。

その中でも注目サれているのが株式会社サイバーエージェントが提供するAmeba TV freshです。

基本的に生配信が原則かと思いますが、

こちらは収録した動画を後日配信できることから(運営事務局にも確認済み)

Youtubeで掲載した動画を2次配信しています。

各プラットフォームの利用者や年齢層、

嗜好も変わってくることから様々なプラットフォームで配信することにより

固定ファンを獲得できるメリットがあります。

 

はじめての三国志 Ameba TV Fresh

はじめての三国志Ameba TV freshはこちら

 

【KPD】

KDPはアマゾン上で電子書籍を行うことです。

KDPの戦略や特性について述べると非常に時間がかかることから

こちらのサービス概要や将来性については割愛します(別コンテンツで用意しますね。)

「はじめての三国志」も2017年6月に取り組んだ施策により、

コンテンツを電子書籍化して、アマゾン利用者に対してアプローチを行っています。

また月刊誌の発行も開始し、その中でも好評だった6記事を電子書籍化致しました。

kindleストアで販売しています。

 

はじめての三国志 amazon商品ページ

 

はじめての三国志のKDPはこちら

 

独自企画も実施していることから、未公開シーンや制作の裏側を電子書籍で展開しています。

 

【楽天kobo & BOOK☆WALKER】

 

#君主論 (桃園出版 三国舎) [電子書籍版]

 

 

はじ三の楽天koboで販売中の作品はこちら

 

こちらも楽天が提供する電子書籍のプラットフォームと

出版社が直営する電子書籍ストアのBOOK☆WALKERです。

 

電子書籍は元のファイルが1つあれば複数の媒体で

2次配信できることから(kindle unlimited除く)

他にも電子書籍ストアやプラットフォームを変えれば配信と販売が可能です。

各プラットフォームの特色については別の機会に解説させていただきます。

 

POD

余談ですが、私たちが取り組んでいる次の施策がPODです。

こちらは紙書籍による自費出版です。

自費出版について出版社の幻冬舎と打ち合わせをした際の見積もりは200万・・・

うーん高い!無理です。高額な自費出版を回避するために私たちはPODに着目しています。

こちらはアマゾンで本が注文されてから、24時間以内に本を刷ることにより

紙書籍と同じ形式で販売することができるテクノロジーです。

アナログにこだわる利用者もいることから、この層に向けても奮闘中ですので

PODが完成次第、共有させていただきます。

 

参考サイト:http://www.pubridge.jp/pod/

文:はじめての三国志主宰・おとぼけ

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