こちらのノウハウ記事は、2016年9月18日に「はじめての三国志」ライター陣が
打ち合わせをしていた内容をまとめた記事になります。
三国志人口を増やしてサイトに流入を作る思考(kawauso編集長)
大枠で括れば三国志に関心がある層の何割かは歴史に関心がある層で、三国志以外の歴史が好きな層の何割かは、切っ掛けがあれば、三国志にハマる層だと思います。三国志人口を増やすには、まったくの初心者を取り込むのもいいですがやはり、何らかの歴史を愛好する人を取り込むのは大事ですね。武将ジャパンさんも戦国をイメージさせつつも、幕末も第一次世界大戦も、古代ギリシャもポケモンがホロコースト記念館に出てきて困るというネタも出していて、縦横無尽に興味を持った読者を取り込もうとしています。それらを無節操と見るのではなく、取っ掛かりにしていけば、あらゆる層から読者を呼べる媒体に成長できるかと思います。実際に日本の戦国時代は、とても愛好者が多く、このコンテンツの充実はPVと新規読者の獲得には欠かせないと思います。見えない多くの読者を相手にするサイトですから、特殊化よりも多様性を重視して広く浅く、分かりやすい、初心者にもやさしい三国志+様々な歴史サイトを目指すのがいいかと考えています。
三国志の知名度依存へのリスクヘッジ(石川 克世氏)
『三国志』という看板は確かに集客力を高めるには有効ではあるのですが、逆に言えば、それはカテゴリを限定してしまうリスクでもあるわけですよね。”歴史”という大枠の中でより集客性を高めることを目指すのなら、kawausoさんも言及されていますが、武将JAPANさんのように時代性をあえて切り捨て、より広範な題材を扱っていくことは必要不可欠なのだと思います。個人的には、某所で別個提案させて戴いた歴史上の偉人個人にスポットを充てるコンテンツであれば、洋の東西や時代を問うことなく広く歴史全般を守備範囲にできますし、大河ドラマのみならず、例えば映画(時代物の邦画だけではなく、欧米・ハリウッドの歴史を題材とした作品なども)やドラマ、終戦の日などのカレンダー上のできごとなどにも関連性をもたせた記事を制作しやすく、集客性が高くなると思いますが……。それは別に「はじ三」でやってしまっても問題ないと考えます。
別の時代の歴史を切り口に三国志の違った視点が見えてくる(FM氏)
このライターなら記事を読むというポジションを目指す(kawauso編集長)
いつも、読者に読んでもらえる記事とは一体何だろうと自問します。そこで、かなり早い段階から、従来の三国志サイトのようなお決まりの解釈か資料を独自に解釈しただけのとうとうと上から目線で語る記事ではダメなんだという事は分かりました。もう、これは究極的な話ですが、完成したライターの姿というのはデスヨ「ネタは何であれ、この人の記事なら読む」と思わせるライター、これに尽きるわけです。それは何かと言えば、もうこれは、ライター自身の魅力で読ませるという事です。そこへの近道はやはり、自分の得意分野を持ちそれをひたすら磨くしかないと思います。「はじめての三国志の○○さん」ではなく「○○さんが書いているはじめての三国志」と主従が逆転するように、私は頑張ります。
こちらのノウハウ記事は、2016年9月18日に「はじめての三国志」ライター陣が
打ち合わせをしていた内容をまとめた記事になります。